海外OTAの販売促進や基本的な設定など見直すべく、今回はExpediaに関するチェック項目を6つご用意しました。
【チェックその1】客室のラインナップは適正?
☔海外OTAではグレードの低い客室タイプだけ登録している。
⇒国内OTAより販売している客室タイプが極端に少ないという事例は多々ありますが、普段は売れにくいお部屋が海外OTAではなぜか転換率が高い!など、見せ方の違う海外OTAならではの親和性を発揮することもあるので、ハイグレードの客室も一度露出してみることをおすすめいたします。
⚡客室タイプが15以上ある
⇒海外OTAでの客室タイプ設定で一番見やすいのは5~7タイプ。特に国内OTAと違い、客室タイプの詳細をテキストで出すことができないため、写真やお部屋の名前で区別がつかない客室を並べていると、転換率を下げる原因になりかねません。一度ユーザー目線に立って、迷わないラインナップに整理することも大事です。
【チェックその2】客室名称は適正?
管理画面からの設定のみだと、部屋タイプやクラスによって自動で部屋名称が設定されるため、
正式名称で揃えたい場合には、Expediaへ変更依頼をする必要があります。
日本語・英語共に設定可能なので、客室概要がイメージしやすい名称ができているか今一度確認ください。
【チェックその3】コンテンツスコアは100%?
■Expedia管理画面>施設の詳細>概要>画面右側から現在のスコアをcheck!100%に足りていない項目は追加修正しましょう!
【チェックその4】競合施設の設定
■Expedia管理画面>パフォーマンス>「競合施設を変更する」
最大19件の競合施設を設定することで、管理画面内で競合の料金比較や、マーケットシェアを確認することが可能になります。自施設のポジショニングを把握する上でとても大切な項目です!
【チェックその5】クチコミ返信
2022年8月以降、検索順位に影響を及ぼしてた「クオリティスコア」が廃止され、新たに「検索順位ファクター」が登場しました。料金やコンテンツの他、「クチコミ」の評価が検索順位において大きく影響するということです。
滞在中のクチコミも書けるエクスペディアですが、評価のみのクチコミも多く、なかなか返信対応ができていないお宿様も多いのではないでしょうか。国内同様、今後特に注力すべき点となりますので、要チェックです。
【チェックその6】客室の受入人数設定の落とし穴
例えばツインルームの定員が2名で、添い寝のお子様はさらに2名受入できる場合。
定員設定は「2」ではなく、大人2+子ども2の「4」が正解となります。
定員が2になっている場合、大人2名+子ども1名などの検索結果に引っかからないということになりますので、添い寝人数含めた客室定員数の設定は十分お気をつけください。
以上が販売開始までに気を付けたい項目基本編でした。
インバウント対策に関するご質問や、海外OTA販促について気になることがありましたらお気軽にお問合せください!
海外OTAの運用ならプライムコンセプト!
海外OTAをうまく活用できている宿泊施設様はごく一部ですが、インバウンド対策のためには欠かせない集客ツールです!“使いこなす”ことができれば、着実に“集客”につなげることができる、伸びしろのあるツールですので、ぜひ一度ご活用についてご相談ください。