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【多言語サイトSEO】海外からのGoogle検索状況を調べる3つの方法

著者: インバウンド対策ラボ編集部

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コラム

【多言語サイトSEO】海外からのGoogle検索状況を調べる3つの方法

多言語サイトのSEO対策状況、把握していますか?

 インバウンド需要が高まる昨今。海外ユーザー向けに多言語サイトのリニューアルや、ページ・コンテンツ追加などを検討している方も多いのではないでしょうか。作成したウェブサイトが検索結果の上位に表示されていれば、ユーザーの目にいち早く自社サイト・自社サービスが紹介されるため、サイトへの訪問ユーザーも増える傾向にあります。つまり訪日外国人集客のために多言語サイトを運営するのであれば、多言語SEOは避けては通れないというわけです。これから多言語サイトのSEO対策・コンテンツ調整をしていくという場合、まずは現状を把握することが必要です。自社の多言語サイトはどの順位に、どのように表示されているのか、海外ユーザーが実際に見るであろう画面を確認しておきましょう。

日本と海外では、検索する地域によって検索結果が変わります

 こちらの記事を閲覧しているのは、おそらく日本国内に在住、日本語を利用している方だと思います。そのようないわゆる「日本人」の方が、いまご利用中のブラウザで検索をかけたとしても、それは日本在住・日本語利用のユーザー向けへの検索結果であり、海外在住・海外言語ユーザーの検索結果画面とは異なる可能性があります。
 世界的にシェア率の高い検索エンジンGoogleでは、ブラウザの言語設定や検索をしている地域によって検索結果が変化します。「どこで検索されているのか」などのユーザー環境情報が影響しているのです。
 今回は、日本にいながら現地のターゲットユーザー目線で、検索結果画面や検索結果の掲載順位を確認する方法をご紹介します。

海外での自社多言語サイトのGoogle検索状況を調べる3つの方法


方法1:Google Search Console(グーグルサーチコンソール)の「国/地域」を切り替える

 Google Search Console(GSC)とは、Google検索結果でのサイトの掲載順位を監視、管理、改善するのに役立つ Google の無料サービスです。
 検索結果の掲載順位はもちろん、どのような検索キーワードが利用されているのか、期間を指定して表示回数を調べたり、クリック率を参考に説明文を見直したりとSEO対策をする上で基本情報を取得するのに優れたツールです。利用には登録が必要となりますが、無料で利用ができるため、長期で掲載順位などを追っていく場合には手間を惜しまないことをおすすめします。こちらはGoogle Analyticsと連携させてレポートを作成することも可能ですが、今回はGSCの画面で簡単に確認する方法をご紹介いたします。


(START)GSCにログイン
①[検索パフォーマンス]タブをクリック
②[+新規]で[国]をクリック
③フィルタで閲覧したい国を選択し、[適用]をクリック
④[平均掲載順位]のみチェックを入れる

 ここまでの手順で、選択した国でどのような検索キーワード(クエリ)で検索されていてそれぞれのキーワードの掲載順位が何番目かということがわかります。日本語サイトがメインである場合、日本語のクエリばかりが出てくるかと思いますが、英語圏の海外ユーザーはおそらく英字で検索することが多いかと思います。自社名や施設名、サービス名を英字入力した検索結果がどこにあるか探してみましょう。矢印でページを送る以外に、次の手順でクエリを絞ることも可能です。


⑤[+新規]で[検索キーワード]をクリック
⑥フィルタで[次を含むクエリ]のまま、[キーワード]の部分に検索文字(英字入力した自社サイト名など)を入力し、[適用]をクリック

 当社が運営する「ZEKKEI Japan」について、米国ユーザーが「zekkei japan」と検索したときのGoogle順位を調べると以下のような結果になりました。

【GSC操作画面】水色の丸いタブがデータ表示条件


【対象クエリの順位の確認】

 少し見づらいですが、上半分にはオレンジの点があり、「zekkei japan」でサイトが表示された日付をみることができます(画像では日付は隠させて頂いております)。今回の場合は、「ZEKKEI Japan」はサイト名で常に1位をキープできていることがわかりました。



方法2:Google検索のURLにパラメータを設定し、現地ユーザーが見ている画面をそのまま表示する

 次は、検索アドレスにパラメータを入力して、検索地域と言語を指定する方法です。海外での検索結果を知りたい場合は、以下の4つのパラメータを利用します。

・地域パラメータ(gl)→ 調べたい国を指定
・言語パラメータ(hl)→ 調べたい言語を指定
・リダイレクトを無効にするパラメータ(gws_rd)→ 日本のサイトにリダイレクトしてしまう可能性をなくす
・パーソナライズド検索を無効にするパラメータ(pws=0)→ 個々の検索履歴に影響されないように

 例えば、アメリカから英語でGoogleの検索結果を表示する場合はこのように指定します。

 “?”は、これからパラメータを設定しますよというお知らせで、”&”は複数のパラメータを区切る役割があります。複数のパラメータを設定する場合でも、特に並べる順番に決まりはありません。
 青の部分が、“us=アメリカ”、“en=英語”を指定している部分です。この英字2つはISOコードという国際的な文字コードで、国ごとに決まっていますので勝手に作らないでくださいね。調べたい国のISOの国コード(ISO 3166-1 Alpha 2 形式)、言語コード(ISO 639-1)は検索すればすぐに出てきますので、ご自身でご用意ください。
 旅行・宿泊業界に馴染み深く、Google検索エンジンのシェア率も高い4国を下に例としてあげておきます。


米国(言語:英語)     https://www.google.com/?gl=us&hl=en&pws=0&gws_rd=cr

韓国(言語:韓国語)    https://www.google.com/?gl=kr&hl=ko&pws=0&gws_rd=cr

台湾’(言語:繁体字 (台湾) )   https://www.google.com/?gl=tw&hl=zh-Hant-TW&pws=0&gws_rd=cr

香港(言語:繁体字 (香港))   https://www.google.com/?gl=hk&hl=zh-Hant-HK&pws=0&gws_rd=cr


 国と言語が指定されたアドレスでGoogleのトップ画面を開くと、表示される言語の変更が確認できます。さらに左下の部分をみると、検索地域も変わっていることがわかります。

実際に「zekkei japan」で検索してみると、下記のように検索結果画面が表示されました。

ちなみに、方法1のGSCで掲載順位を調べると1.6位との評価でした。

上記は台湾+中国語でしたが、韓国+ハングルで検索をかけるとこんな感じです。

 ZEKKEI Japanは、2023年7月現在はハングルでのページを作成していないため英語、さらに日本語もまじって表示されるようです。



方法3:Googleの検索設定で国・言語を変更する

 Googleの検索設定から、ご自身がいま使っているWebブラウザの設定を変更するというのも手段のひとつです。地域と言語の両方を設定し直してみてください。
※注意※ 言語を変更してしまうと上記URLの設定画面の言語も変わってしまいます。不慣れな言語で操作が難しい場合は、アドレスバーの右のほうに翻訳を提案してくれるボタンがありますのでクリックして、設定画面を日本語に翻訳してもらいましょう。

まとめ

 多言語サイトの表示順位を調べるための方法を3つ紹介しました。定量的な情報が必要なのか、視覚的な評価をしたいかなどで、アプローチがそれぞれ異なるかと思います。


<検索順位確認方法>
・方法1 Google Search Console
 ⇒ 掲載順位以外にも表示回数やクリック率もわかる、長期的にデータを追い、定量的に比較できる
・方法2 アドレスにパラメータを入れ込む
 ⇒ 検索結果画面をそのまま表示できる
・方法3 検索設定で国・言語を変更する
 ⇒ 表示画面は方法2と同じ、感覚的に操作可能だが手順が多い


運営しているサイトは、海外検索結果では何位でしたか?
 「競合の多言語サイトに比べて、自社多言語サイトの表示順位が低すぎる」
 「Google Mapsで表示される英語の自社店舗名が適切でない」
など、実際の画面をみて気づくことも多いのではないでしょうか?
 他言語・他地域での検索結果を入手したら、きちんとスクリーンショットで画面を記録するなどして情報として控えておくだけでも、有力な情報となります。定期的に狙っているワードでの自社サイト順位を確認し、多言語サイトのSEO対策・ユーザー集客に活かしましょう!
 そもそも海外ユーザーがどんな検索キーワードを使って日本の宿泊施設を探しているのか。気になる方は、合わせてこちらの記事もぜひご覧ください。
  >【2023年5月版】英語キーワードの検索ボリュームと最新情報(by ABILABO


インバウンド対策ラボ(アビリブグループ)では、多言語サイト制作インバウンドプロモーションインバウンドメディア掲載など各種インバウンド対策支援を行っています。特にホテル旅館など宿泊・観光業の実績多数。これまでの知見を活かしたご提案をさせていただきます。
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