2024年11月の推計結果

・11月の訪⽇外客数は、3,187,000人で、前年同月⽐では30.6%増、2019年同月⽐では30.5%増と、同月として過去最高を記録した。また、11月までの累計は33,379,900人となり、これまでの過去最高であった2019年の年間累計を上回り、過去最多となった。

・航空便数が2024年冬ダイヤ時点において2019年と同等の水準まで回復しているなか、先月に引き続き紅葉シーズンによる訪⽇需要の高まりにより、中国、韓国、台湾、米国などで前年同月に⽐べて訪⽇外客数が増加したことが今月の押し上げ要因となった。

・国別では韓国が749,500（前年同月比 15.3%増)で最多。次いで、中国が546,300人（同 111.5%増)、台湾が488,400人（同 21.0%増)、アメリカが247,500人（同 34.0%増)、香港が227,100人（同 13.3%増)と続いた。

2024年11月の訪日外国人数一覧（対2023年比）

日本政府観光局（JNTO）「訪日外客統計」（2024年11月推計値）によると、1月からの累計では、23市場のうち5市場（韓国、香港、インドネシア、ベトナム、フランス）が11月時点で過去最高を更新し、これまでに計16市場が累計での過去最高を記録しました。

韓国　749,500人（前年同月比 15.3%増)

・11月下旬に韓国の首都圏を中心に影響を及ぼした大雪による航空便の欠航等があったものの、地方路線の増便等の影響もあり、訪日外客数は11月として過去最高を記録した。なお、11 月までの累計は7,950,300人となり、過去最高であった 2018年の年計（7,538,952人）を超えた。

・仁川～熊本間の増便、仁川～新千歳間の増便、仁川～松山間の増便などもあり、日本への直行便数は前年同月を上回っている。

中国　546,300人（前年同月比 111.5%増)

・地方路線を含む増便や国慶節等の影響もあり、訪日外客数は前年同月を上回った。

・青島～福岡間の復便、上海～成田間の増便、広州～関西間の増便などもあり、日本への直行便数は前年同月を上回っている。

・那覇港、博多港、長崎港などにクルーズ船の寄港があった。

台湾　488,400人（前年同月比 21.0%増)

・日本各地へのチャーター便を含む地方路線の増便やスポーツイベントが日本で開催されたこと等の影響もあり、訪日外客数は11月として過去最高を記録した。

・台北桃園～新千歳間の増便、台北桃園～中部間の増便などもあり、日本への直行便数は前年同月を上回っている。なお、台北～鳥取間、高雄～岡山間などでチャーター便の運航もされた。

・那覇港、石垣港、平良港などにクルーズ船の寄港があった。

アメリカ　247,500人（前年同月比 34.0%増)

・直行便数の増加やサンクスギビングデー等の影響もあり、訪日外客数は11月として過去最高を記録した。

・2024年5月のグアム～羽田間の新規就航などもあり、日本への直行便数は前年同月を上回っている。

香港　227,100人（前年同月比 13.3%増)

・地方路線の増便の影響もあり、訪日外客数は11月として過去最高を記録した。なお、11 月までの累計は2,397,800人となり、過去最高であった 2019年の年計（2,290,792人）を超えた。

・香港～徳島間の新規就航、香港～高松間の増便、香港～新千歳間の増便などもあり、日本への直行便数は前年同月を上回っている。

まとめ

訪日外国人数は、2024年11月時点で、2019年の累計を超え過去最多となりました。

好調に伸び続けるインバウンド市場。訪日インバウンドの波に乗り遅れないように、多方面からのインバウンド対策が求められます。

インバウンド対策ラボ（アビリブグループ）では、インバウンドプロモーション ・ SNSマーケティング支援・インフルエンサーキャスティングなど各種インバウンド対策支援を行っています。
特にホテル旅館など宿泊・観光業の実績多数。これまでの知見を活かしたご提案をさせていただきます。
　

インバウンドプロモーションのサービス詳細を見る ➡

SNSマーケティング支援のサービス詳細を見る ➡

インフルエンサーのサービス詳細を見る ➡

　まずはお気軽にご相談ください！

お問い合わせはこちら