インバウンドメディアとは、訪日外国人観光客向けに日本の観光情報を発信しているメディアです。日本への旅行情報を集めたい海外のユーザーに向けて、日本の様々な魅力を伝えています。海外の方に読んでもらえるように、多言語に翻訳されています。

インバウンドメディアには、様々な種類があります。
最もメジャーなのは、Webサイトです。その他にもフリーペーパーや雑誌などの紙媒体や、最近ではSNSを活用したメディアも多く存在します。

インバウンドメディアを活用することで、外国人観光客に効果的なプロモーションを行うことができます。
すでに海外のユーザーが集まっているメディアにPRしたい商品やサービスの広告を打つことで、集客数をアップさせることが期待できます。
例えば旅館やホテル様だった場合、その施設の魅力を発信するコンテンツを掲載することで、インバウンドメディアからホテルのサイトへ誘導を促すことで、集客のサポートになるでしょう。

実際にインバウンドメディアを活用してプロモーションを行いたいと思った時に、大事な選び方を解説します。

まずは、集客をしたい国の言語に対応しているかが重要です。台湾人の集客を増やしたいと考えているけど、英語にしか対応していないメディアでは台湾にプロモーションを打つことはできないですよね。
ここで注意すべき点は、インバウンドメディアによって対応している言語は様々だということです。このメディアは英語に対応しているけど、このメディアは対応していない、など、メディアによって異なるため、対応言語をしっかり確認する必要があります。

PRしたい商品・サービスとメディアの方向性が一致しているかも重要です。
例えば、ホテルのことを発信したいと思っても、ショッピングの情報しか取り扱っていないメディアに掲載することはできません。
インバウンドメディアの中には、観光情報全体を網羅しているメディアもあれば、グルメに特化しているメディアなど、発信しているコンテンツも様々なので、使い分ける必要があります。

ここで、実際に海外に向けて日本の情報を発信しているインバウンドメディアを紹介します。
さまざまな種類や特徴があるので、目的に応じて使い分けてください。

ZEKKEI Japanは弊社が運営するメディアで、日本の自然風景や歴史的建造物などの「絶景」をメインに取り上げています。
プロカメラマンが撮影した写真を通して、日本の地方の素晴らしさを7言語にて展開し、世界に届けています。

MATCHAは、月間340万人以上が閲覧する訪日旅行の総合的な情報を発信するメディアです。
観光、グルメ、文化、便利情報など、日本に関する魅力的な記事を10言語で発信しています。

樂吃購！日本（ラーチーゴー）は、台湾と香港をターゲットに展開しているメディアです。
観光、グルメ、ショッピング、交通機関など旅行に必要な幅広い情報を、台湾人目線で発信しています。

言語は繁体字と簡体字の2言語です。

Tokyo Otaku Modeは、ポップカルチャーの最新ニュースを世界に発信し、ポップカルチャーのグッズを販売しているメディアです。
日本のアニメ、漫画、ゲーム、音楽やファッションに関する商品を販売しています。
言語は英語のみです。

いかがでしたか。インバウンドメディアを活用することで、効果的に海外に向けたプロモーションを行うことができます。
インバウンド集客に困っている方は、ぜひインバウンドメディアの活用をご検討ください。