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【海外SNSマーケティング】2023年 世界各国の人気SNS(インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシア、ベトナム)東南アジア編

著者: インバウンド対策ラボ編集部

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更新日:

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コラム

【海外SNSマーケティング】2023年 世界各国の人気SNS(インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシア、ベトナム)東南アジア編

 日本のインバウンドは、世界中の発展途上国からの観光客に対応する時期になります。【特集】インバウンド完全回復への期待高まるなか、東南アジアに注目すべき理由によると、東南アジアの経済成長、異国の文化を楽しむ若い旅行者の増加、日本へのアクセスのよさや航空路線の利便性から訪日旅行を選択する人がますます増えることが期待されています。海外旅行への関心を高めるメディアのひとつにSNSが挙げられますが、東南アジアへの情報発信にもうまく利用してインバウンド集客を高めることができるでしょうか。今回は、東南アジアのSNS利用状況についてご紹介していきます。

増加するSNS利用者と平均利用時間

 世界のデジタルトレンドを紹介するDataReportalの報告によると、SNS利用者は年々増加しており、日ごとの利用時間も増加傾向にあることがわかりました。社会的なニュースの取得もSNSを介することが増え、個人間の連絡ツールにとどまらず様々な用途で複数のSNSを使い分けているユーザーも多いようです。

 訪日旅行者が多いインドネシア・シンガポール・タイ・フィリピン・マレーシア・ベトナムのSNS利用状況をまとめてみました。日本のデータも一緒に参照しましょう。

SNS利用者/人口比平均メディア数/月平均利用時間/日
日本74.4%3.50h. 51m.
インドネシア60.4%8.43h. 18m.
シンガポール84.7%7.12h. 13m.
タイ72.8%7.12h. 44m.
フィリピン72.5%8.23h. 43m.
マレーシア78.5%7.72h. 47m.
ベトナム71.0%7.32h. 32m.
増加するSNS利用者と平均利用時間

データ:DataReportal Local report 2023(各国資料)

Digital 2023 Japan v01” p.54,

Digital 2023 Indonesia v01” p.53, “Digital 2023 Singapore v01” p.54,

Digital 2023 Thailand v01” p.52, “Digital 2023 Philippines v01” p.52,

Digital 2023 Malaysia v01” p.51, “Digital 2023 Vietnam v01” p.51

資料:インバウンド対策ラボでグラフ・リスト化

 東南アジアで一番ユーザー率が高いのはシンガポールで84.7%です。次はマレーシアの78.5%。それからタイ72.8%、フィリピン72.5%、ベトナム71.0%とほぼ同等です。インドネシアはユーザー率が低いですが、1ヶ月の平均メディア数は8.4で、1日の平均利用時間が3時間18分と、利用するユーザーは没頭しているようです。国ごとに傾向は少しずつ異なりますが、全体的にSNS利用状況に格差は見られず、1日の平均利用時間が2時間30分以上と日々積極的に活用していることがわかります。1か月の平均メディア数は7以上と、各国複数のSNSを利用するユーザーが多いようですが、国ごとにみると具体的にどんなメディアを利用しているのでしょうか。

インドネシア・シンガポール・タイ・フィリピン・マレーシア・ベトナムのSNS利用状況

 各国でユーザー数が多く、人気の高いSNSをご紹介します。どんなSNSが流行っているのかトレンドを掴んで、最適なプラットフォームで情報発信していくヒントにしてみてください。以下、先ほどのDataReportalより各国ユーザーが最も利用するSNSの調査結果となります。具体的には、16-64歳のインターネット利用者が1カ月に1回以上利用したソーシャルメディアの利用率となります(Youtubeは含まれておりません)。

【日本】

Digital 2023 Japan v01” p.57

【インドネシア】

Digital 2023 Indonesia v01” p.56

【シンガポール】

Digital 2023 Singapore v01” p.57

【タイ】

Digital 2023 Thailand v01” p.55

【フィリピン】

Digital 2023 Philippines v01” p.55

【マレーシア】

Digital 2023 Malaysia v01” p.54

【ベトナム】

Digital 2023 Vietnam v01” p.54

 いかがでしょうか。

 様々なソーシャルメディアが利用されていることがわかります。

まとめ

 東南アジアのSNS利用者がますます増えている傾向に基づいて、インバウンド広報なども考えるべきです。各国の特徴をみると、インドネシア、シンガポール、マレーシアならWhatsApp(ワッツアップ)、タイ、フィリピン、ベトナムならFacebook(フェイスブック)が最もよく使われるメディアでした。また、FacebookとInstagram(インスタグラム)は一般的に利用比率が高くなります。加えて、日本では耳慣れないTELEGRAM(テレグラム)やZALO(ザロ)といったメディアの利用者も多くいるようです。それぞれの国のユーザーに向けて、最適なツールでの情報発信が効果的になりますので、参考にしてみてください。

 本記事内では海外に向けてSNSマーケティングを行う上で意識すべきSNSシェアについて触れましたが、SNSを使って集客をしたのちユーザーが訪れるであろう多言語サイトも海外SEOを意識して整備すべきです。多言語サイトの海外SEOについてはこちらでご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

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