韓国は、訪日外国人の中でも最も多い国であり、アクセスの良さや文化的な親近感から“気軽に行ける海外旅行先”として日本の人気が定着しています。
週末旅行や短期滞在でも訪れやすく、リピーターが多いことも韓国市場の特徴です。
今回は、日本政府観光局(JNTO)の最新データをもとに、韓国人旅行客が日本旅行で何を期待しているのか、人気コンテンツをランキング形式で紹介します。
韓国人観光客に人気のコンテンツランキングTOP10
日本政府観光局(JNTO)のデータによると2024年韓国人旅行者が「日本でやりたいこと」ランキングは以下の通りです。
1位: 日本食を食べること 84.8%
2位: ショッピング 53.6%
3位: 日本の酒を飲むこと(日本酒・焼酎等) 35.3%
4位: 繁華街の街歩き 36.7%
5位: 自然・景勝地観光 34.0%
6位: 温泉入浴 22.2%
7位: テーマパーク 17.7%
8位: 旅館に宿泊 12.9%
9位: 日本のポップカルチャーを楽しむ 11.7%
10位: 日本の日常生活体験 10.9%
圧倒的な1位は「日本食」。
ショッピングやお酒、街歩きなど“日本の生活文化”に触れられる体験が上位に入り、食と買い物を軸にしながら日本らしさを求める旅が主流となっています。
1位:日本食を食べること
1位の 「日本食を食べること(84.5%)」 は、韓国の訪日旅行において圧倒的な支持を集めています。
近年韓国では、ラーメン・寿司・焼肉などはもちろん、「居酒屋」「ハイボール」「焼き鳥」などの日本語がそのまま定着するほど、日本食文化が広く浸透しています。
ソウルや釜山では日本式居酒屋が増え、初心者でも入りやすい“日本の雰囲気”を感じられる店が増えました。
さらに、「スシロー」「鳥貴族」「日本式しゃぶしゃぶチェーン」など、日本の人気チェーンが韓国に次々と進出し、これまで馴染みが薄かったしゃぶしゃぶや居酒屋のスタイルも一般層に広がっています。
(画像:https://www.instagram.com/sushiro_korea/)
こうした “日本食の身近さ”が韓国国内で高まったことで、「本場の味を日本で体験したい」 という動機がより強くなり、グルメ旅行が増加 しています。
特に、居酒屋文化やハイボール、焼き鳥といった飲食スタイルは韓国ではまだ新鮮味があり、これらを日本で楽しめることが旅行者にとって大きな魅力となっています。
2位:ショッピング
2位の 「ショッピング(53.6%)」 は、韓国人旅行者にとって今も変わらない定番の楽しみです。
国土交通省の調査(参考:https://www.mlit.go.jp/kankocho/tokei_hakusyo/content/001633003.pdf)によると、外国人観光客の買物場所の人気は以下の通りです。
・コンビニエンスストア(73.4%)
・空港の免税店(57.9%)
・百貨店・デパート(53.4%)
・ドラッグストア(48.8%)
・スーパーマーケット(41.9%)
特にコンビニは韓国人旅行客にも人気が高く、K-POPアイドルや俳優など、韓国の芸能人まで日本に来たら必ず訪れるというほど。
品質が高いだけでなく、地域や季節ごとの限定商品も販売されており、日本文化を体験できる場所として旅先ならではの楽しみのひとつになっています。
また、ドン・キホーテやドラッグストアは“お土産の定番スポット”として定着しています。コスパの良さやユニークなオリジナル商品を販売しており、韓国で手に入りにくい日本の食材やコスメを、お得に購入できる点も魅力となっています。
さらに、韓国の若者層においては 日本のキャラクター文化 の影響力が非常に大きく、サンリオ、スタジオジブリ、ちいかわなどは韓国でも高い人気を誇ります。
日本でしか買えない限定アイテムやコラボ商品は韓国人旅行者の購買欲を強く刺激し、キャラクターショップやアニメ関連ショップも“定番ルート”になっています。
3位:日本の酒を飲むこと(日本酒・焼酎等)
3位は 「日本の酒を飲むこと(37.4%)」。
外国人観光客に人気な日本酒をはじめとし、特に韓国ではビールやハイボールの人気も高まっています。
PAYKE の調査(参考:https://payke.co.jp/blog/20250908)では、「日本滞在中にどんな種類のお酒を飲みましたか?」という質問でビールが最多という結果に。
さらに、ここ数年、ハイボールが若者の間で急速にトレンドとなり、日本式居酒屋の増加とともに人気が高まっています。
韓国国内で居酒屋文化が浸透していることから、“本場の居酒屋で飲むビールやハイボール”を体験したいというニーズが高まっている点も、訪日旅行で酒類体験が上位に入る理由といえます。
まとめ
韓国では日本への旅行が「気軽に行ける海外」として定着しており、日本食・ショッピング・お酒といった“日本でしか味わえない体験”が強い人気を集めています。
今後のインバウンド対策としては、韓国で高まる日本食ブームやショッピング需要、そして居酒屋・ハイボールを中心とした日本の飲食文化への関心をしっかり捉えながら、現地での最新トレンドと日本ならではの魅力を結びつけて発信していくことが重要になります。アクセスの良さからリピーターが多い韓国市場に対しては、王道のグルメ・買い物に加え、地域ごとの個性を感じられる体験を提案することで、より満足度の高い訪日旅行につながるのではないでしょうか。
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